【ドリップコーヒー好きさんに!】シンガポールで買えるコーヒー豆:2024年の個人的まとめとオススメコーヒー
- Beppu Miyako
- 2024年11月9日
- 読了時間: 5分
更新日:1月20日
家でコーヒーを飲まれますか?
我が家では毎朝コーヒーをドリップして飲むため、これまで色々なシンガポールのコーヒー豆を試してきました。
シンガポールは東南アジアに位置し、中国文化を色濃く残しながら西洋文化も取り入れている国なので、カフェもコーヒー豆もさまざまなものがあります。
私もまだ開拓中ですが、今回は、これまで実際に試したことのあるカフェとコーヒー豆の特徴をまとめてみました。まだシンガポールに来たばかりで、自分の好みのコーヒー豆を探している方の参考になりましたら幸いです♪

シンガポールで買えるドリップ用コーヒー豆※:2024年の個人的まとめ
※家でフィルターで楽しむ用のコーヒー豆です。豆の種類としては全てアラビカ種になっています。
Tanamera Coffee:赤色が象徴的なインドネシアの会社。
企業背景:2013年にオーストラリア在住歴をもつDini Aryani Criddleがインドネシアにて創業した。シンガポールでは2020年に開業。2024年現在、シンガポール全土に8店舗を展開。同社のコーヒーは、これまで世界で51もの賞を受賞しており、015年、2016年では国際コーヒーエキスポで、国際ロースター賞のチャンピオンとなった。
コーヒー豆:2024年現在では、ブレンド2種とシングルオリジン2種の販売でした。パッケージに生産地と焙煎日は勿論のこと、焙煎度合い、酸味、ボディ、甘みと細かい味の紹介が記載されているので好みのコーヒー豆を選びやすいです。250gで20ドルしないくらいなので比較的安価です。

Tiong Hoe Specialty Coffee:庶民派だけど本格的なスペシャルティコーヒー
企業背景:1960年代にUncle Tan Tiong Hoeがコーヒーの卸としてB to B向けに始めた。その後、2014年から息子のJacob Tanと経営パートナーのJulianaによってスペシャルティ―コーヒーとしてB to Cビジネスを開始した。2024年現在、シンガポール全土に9店舗を持つ。ショッピングモールに入っていたりでアクセスしやすい。
コーヒー豆:焙煎していない豆も、焙煎している豆も売っていて、豆の原産国もブラジル、エチオピア、ケニア、インドネシア、インドなど様々な豆を扱っています。豊富な種類と手頃な価格(250gで20ドルしないものもあります)がウリかなと思います。コロンビアのコーヒー豆を買ってみましたが、程よいコクがあり美味しかったです。

Duch Colony Coffee:落ち着いた店内が居心地の良いコーヒー屋さん
企業背景:2013年に開業し、現在は島内に7店舗を持つ。焙煎にこだわりを持ち、2014年に焙煎兼トレーニング施設をオープン。数多くのバリスタや焙煎士を輩出している。
コーヒー豆:ブラジルの豆を中心としたブレンドと、エチオピア、コロンビア、ケニアなどの豆のシングルオリジンがある。一度シングルオリジンのオススメの豆を聞いたところ、私の好みを細かく聞いてくださり、挽く前の豆の匂いをかがせてくれ、この豆でドリップしてもいいか確認してくれました。丁寧に淹れてくれたコーヒーはとても美味しかったです。

Common Man Coffee:チョンバルベーカリーなど色々なお店で目にするコーヒー
企業背景:オーストラリア人であるHarry Groverがシンガポールには厳選した豆で丁寧に作られたコーヒーがまだ広まっていないことにビジネスチャンスを見出し、今は閉業しているForty Hands Coffeeを2010年に開業、続いて2013年にCommon Man Coffeeを開業した。2024年現在、シンガポールに6店舗、マレーシアに1店舗を持つ。現在は元々は美容系の会社であったSpa Esprit Groupが運営している。
コーヒー豆:CMCR(Common Man Coffee Roasters)というロゴが大きくプリントしてある青と緑のパッケージが印象的。豆はブレンドとシングルオリジンがあります。シングルオリジンでは、コロンビア・ブラジル、エチオピア、タイと各エリアの豆があります。

Puzzle Coffee:パズル型のマークが目印の少しポップで新しいコーヒー屋さん
企業背景:メルボルン発のカフェ。シンガポールには2022年にION Orchardに初出店し、2024年にデンプシーに2店舗目をオープン。全てのコーヒー豆をメルボルンで焙煎し、毎週各地に届けている。
コーヒー豆:2024年現在では、エスプレッソブレンド2種類とエチオピア産のシングルオリジン1種類のみの販売。シングルオリジンを飲みましたが、私は香りとコク共に薄く感じました。
シンガポールで買えるドリップ用のコーヒー豆:個人的なオススメ
ミャンマーに10年以上住んだJanvier Phua氏が2022年にオープンしたJoo Chiat通りにある小さなカフェで、ミャンマーのShan Hillsというコーヒー豆を使っています。エスプレッソ用ブレンドとフィルター用とどちらの豆もあります。人気なのか、私が訪れる時はいつもフィルター用の豆が売り切れか1種類しか残っておらず、Pin Khun Villageで採れた豆しか購入したことが無いのですが、香り高くでもコクがあって、食べ物と一緒じゃなく、コーヒー単体で飲みたいと思うほど優しく、美味しいコーヒーでした。
コーヒー豆がどのように、誰によって作られたかが詳細に記載されたメモが付いてきて、温かい気持ちにもなれます。お店ではミャンマーの村で作られたポーチや雑貨も売られています。

日本・京都発のカフェで、世界21カ国、205店舗を運営するお店なので、ことさら取り上げるまでもないかもしれませんが…。こちらで紹介したかった理由としては、豆を購入時にその場で焙煎してくれるからです。ドリップコーヒーでは、生産地、焙煎度合い、精製方式など色々なもので味が変わると思いますが、一番大事なのは鮮度だと思うのです。なので、コーヒー豆の購入と同時に焙煎してくれるというのはドリップコーヒーが好きな者からすると一番嬉しいサービスなのではないかと思い、こちらで紹介させていただきました!良かったら皆さんも試してみてくださいね。

【まとめ】美味しいコーヒーを飲んでシンガポール生活をさらに充実したものに
たかがコーヒーですが、朝からコーヒーの良い香りをかいで、温かい美味しいコーヒーを飲めると、良い気分で一日をスタートできる気がするのです。
皆さんもおすすめのコーヒー豆はありますか?良かったらLIFE TIPS in Singaporeで教えてください。きっと他のドリップコーヒーラバーの役に立つと思います!
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