5ドルで民話の世界へ!小さな探検家たちの冒険ランド in アートグラウンド
- Miyako Beppu
- 7月25日
- 読了時間: 4分
「子どもと一緒に行ける、どこか涼しい遊び場…」と悩んだときの強い味方、グッドマンアートセンター内にある屋内プレイグラウンド、Artground(アートグラウンド)。
こちらでは年に3回ほど、テーマに沿って遊び場全体が新しい空間に変化します🌈
5月からスタートしたプログラムは、その名も「ロスト・アイランド🏝️」。シンガポールやインドネシアに伝わる伝説の物語に、遊びながら触れ、学べるアート空間になっています。
入場料は子ども5ドル(週末は8ドル)、大人も5ドルで1時間15分遊べるというシンガポールでは嬉しい価格帯✨
今回は、涼しい屋内で、赤ちゃん👶から小学生👧👦まで幅広く楽しめるこの場所をご紹介します!

民話の世界が広がる!空間づくり
アートグラウンドに入ると、亀やドラゴン、星やテントなど、幻想的な空間が広がっています。この空間を手がけたのは、インドネシア・バンドン出身のアーティスト、ラフミ・デウィ・ペルタマさん。 ご自身も特別な支援を必要とするお子さんの母として、すべての子どもが楽しめるインクルーシブな空間づくりを意識しているそう。彼女の描いた生き生きとしたビジュアルと、五感にやさしい仕掛けが至るところにちりばめられています。


島の伝説をテーマにしたゾーンが複数あり、遊びながら文化・金融・自然・言語・演劇といったさまざまな体験ができるのが魅力となっています。
各ゾーンでできることは?一挙紹介!
🐢 タートルアイランド
「悪いことをすると島にされてしまう」――そんな教訓がこもったクス島の伝説にインスパイア。よちよち歩きのお子さんもロープを使って巨大な亀の背中に登る冒険ができます。

📖 アドベンチャー・ストーリー・ゾーン
民話のページをめくるように中を進んでいくと、スライダーが!柔らかい泡プールにジャンプするのが子どもたちに大人気です。横には存在感たっぷりのシードラゴンも登場。

🌿 ベビーフォレスト・ゾーン(カンポンキッズ)
0〜2歳の赤ちゃんも安心して遊べる、感覚に優しいゾーン。クッションが敷き詰められた空間には、ティピーテントやミニフォームピット、魚やヒトデのクッションも。幻想的なフェアリーライトに囲まれた空間。

🧺 お店屋さんごっこゾーン
かわいいお買い物ごっこができるコーナー。バスケットを片手に、果物や魚介のアイテムを売買できます。ごっこ遊びが好きな子どもにはたまりません。

🎣 経済学習ゾーン(UOBラーニングプレイ)
ここでは、働く・稼ぐ・使う・寄付するというお金の流れを、遊びながら自然に学べます。入場時に配られる「マネーカード」で、お店屋さん・宝探しを体験!使った分は穴あけ、貯金すればスタンプが貯まる仕組みで、視覚的にもわかりやすい設計に。ガチャポンと連動しているのもワクワクポイント!


🎭 アイランドシアター
衣装に着替えて、伝説の登場人物になりきって演じられる「演劇ゾーン」。影絵(ワヤン・クリット)や木製人形劇(ワヤン・ゴレック)といった伝統人形劇の要素も体験できる、表現力と創造力を育む空間です。


遊びだけじゃない。伝説を“感じる”展示にも注目
シンガポールやインドネシアの実在の島々をモチーフにした民話が展示されています。クス島、セクドゥ島(別名カエル島)、コモド島、ウビン島など、大人も知っている島の名前や教訓を学べる民話が紹介されているので、学びを楽しめます。


カフェや芝生広場も!周辺施設も充実
プレイグラウンドのすぐ隣には、バウンシーキャッスル併設のオーストラリアンフュージョンカフェの「Cafe Melba」、徒歩圏内にはローカルフードの名店が揃う「Old Airport Roadホーカーセンター」もあり、ランチや休憩場所が近くにあるのも嬉しいポイント◎ Café Melba at Goodman Arts Centre

オールド・エアポート・ロード・フードセンター

アクセス・料金情報
会場:The Artground @ Goodman Arts Centre(90 Goodman Rd, #01-40 BLK J, Singapore 439053)
アクセス:バス停「Before Wilkinson Road」すぐ、イーストエリアながら交通の便も◎
料金:平日 5ドル(子ども・大人共通)/週末・祝日・学校休暇中は子ども 8ドル、大人 5ドル
対象年齢:0〜9歳
開催期間:現在〜2026年3月29日
予約方法:The Artground公式サイトより事前予約制 ※滑り止め付き靴下の着用必須(3ドルで購入も可能)
おわりに
予約は必要なものの、価格やアクセス面でも使い勝手が良く、室内の手入れが行き届いていて気持ちのいい室内プレイグラウンド。また、子どもを遊ばせつつ、親もシンガポールやインドネシアの民話について触れられる興味深いスポットでした。
こんなふうに「今度あそこに行ってみよう!」と思える場所を知っておくと、シンガポール生活がもっと充実して楽しくなりますよね✨
LIFE TIPS IN SINGAPOREでは、これからも「知ってると生活が少しラクになる」「生活をより楽しめる」そんな情報をどんどんお届けしていきますので、ぜひチェックしてください!
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