実はスイーツ天国! 緑と歴史に癒される、奥深いビューティーワールド
- Miyako Beppu
- 6月21日
- 読了時間: 4分
シンガポールの西側に位置する街、「ビューティーワールド」。どんなイメージをお持ちですが?
ローカル感満載のショッピングモールに、昔ながらの商店が並ぶ少しごちゃっとしたエリア――そんな印象を持っていた私たち家族でしたが、週末にふらっと訪れてみたところ、いい意味で期待を裏切られました。🛍️🏘️
雑多で生活感のあるショッピングセンターから少し離れると、おしゃれなカフェ☕やセンスの光るスイーツ店🍰
さらに足を伸ばせば、緑豊かな遊歩道🌿や、歴史の面影を残す旧鉄道駅🚉も!
ローカルで親しみやすい一方、知れば知るほど味わい深い――まさに“奥深い”街でした。
今回は、そんなビューティーワールドで出会った意外なスイーツの数々🍦と、自然と歴史が共存するこのエリアの魅力を、家族目線でご紹介します。

ビューティーワールドとは?
MRTダウンタウンラインの駅名にもなっている「ビューティーワールド」は、シンガポールの中でも特にローカル感が強い街として知られています🚇 実際、駅を出てすぐの場所には、雑多なショッピングセンター🏢やHDB(公共住宅)🏘️が並び、どこか日本の地方都市を思わせるような、親しみやすい雰囲気が広がっています。
そんなビューティーワールドですが、実はそのルーツはちょっと意外なところにあります。⏳ 日本統治時代、このエリアには「タイ・トン・アー・サイ・カイ」という遊園地🎡があり、「◯◯ワールド」と名のつく遊園地が一般的だったことから、「ビューティーワールド」という名前が生まれたとも言われています。
戦後、この遊園地は100以上の屋台が並ぶマーケットへと姿を変え、🛍️ 地域の人々の暮らしを支える場所として賑わいました。その後、大火災🔥に見舞われたこともあり、1980年代に再開発が進み、今のような商業エリアへと生まれ変わりました。それでも、ショッピングセンター内のホーカー🍲などには、どこか昔ながらの風情が残っていて、街の記憶を感じることができます。
ローカル感たっぷりのショッピングモール探訪 🛍️🏢

ビューティーワールド駅のすぐそばには、「ビューティーワールドセンター」や「ビューティーワールドプラザ」など、いくつものローカルモールが。いわゆる大型チェーンではなく、昔ながらの雑貨屋さんや、手作り感あふれる食堂などが軒を連ねていて、懐かしい気持ちに。ぐるぐる歩くだけでも楽しく、まさに生活に根ざしたショッピング体験ができます。
路地を抜けて、おしゃれカフェが連なるストリートへ ☕🍴
ビューティーワールド駅から、ショッピングセンターとは反対方向へ歩いていくと、住宅街を抜けたあたりから現れるのがLorong Kilat(ロロン・キラット)という小さなストリート🏘️ こぢんまりとしたカフェや、センスのいいレストランが点々と並んでいます。
整備されすぎていない、ちょっとしたローカル感と、おしゃれな空気が絶妙に混ざり合っていて、なんとも居心地のいい雰囲気🪴 駅前のショッピングモールの賑やかさとはまた違った顔を見せてくれました。
実はスイーツの宝庫?甘い発見に大満足 🍰🍧🍦
正直、ビューティーワールドに「スイーツの街」というイメージは全くありませんでした。でも歩いてみたら、お手頃価格で美味しい名店が次々と!
The Signature Patisserie(Lorong Kilat沿い):🧁 しっとりと焼き上げられたマフィンが絶品。1つ3ドルとお手頃価格なのも嬉しい。バナナマフィンのような定番からオレオ、子どもにも食べやすい。
YE TANG CHENDOL - Dessert(Beauty World Centre内):🥥 氷の爽快感とココナッツミルクの甘さがクセになる絶品チェンドル。奥にひっそりとあるお店なのでお見逃しなく!
Pompette.(Beauty World Center内):🍦 素材にこだわった濃厚ソフトクリームが人気。小さな店構えだけど、その味は本物。Originalは3.7ドルとシンガポールではお手頃価格!
スイーツをめぐるだけでも、十分に「おでかけ」感のある一日になりそうです。
緑と歴史が交わる、レイル・コリドーと旧駅跡へ 🌳🚉
駅から少し足を伸ばせば、レイル・コリドーと呼ばれる遊歩道や、「旧ブキティマ駅(Former Bukit Timah Railway Station)」へ。


旧マレー鉄道の路線跡が整備され、まるで現役のように美しい駅舎が保存されています。緑に囲まれた小道は、家族でのんびり歩くだけで癒されます。自然や歴史を感じられる場所が、都会のすぐ近くにキレイに残っていることに感動しました。


おわりに
ローカルな雰囲気から始まり、スイーツ、おしゃれなカフェ、緑の遊歩道、そして歴史の跡まで。 ビューティーワールドは、一見すると地味だけど、実は驚きと発見に満ちた“奥深い”街でした。今回はご紹介しきれなかったスポットもあるので、また第二弾でお届けしたいと思います! 知らないままでシンガポール生活を終えるともったいない!こんな風に「次はあの場所に行ってみたい」と思える場所があると、毎日の生活がより充実しますよね。 LIFE TIPS IN SINGAPOREでは、💡「知っていると生活がちょっとラクになる」🌈「もっとシンガポール生活を楽しめる」そんな情報をこれからもお届けしていきますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
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