シンガポールの自然とエコ活動を学ぶ!サステナビリティイベント特集
- Miyako Beppu
- 2月14日
- 読了時間: 4分
更新日:2月15日
シンガポールは東京都23区ほどのコンパクトな国でありながら、緑豊かな街並みが広がっています。
その背景には、約60年にわたる緑化政策と、持続可能な都市づくりへの取り組みがあります。
本記事では、シンガポールの環境施策を学べる施設や、最新のエコ活動を体験できるイベントをご紹介。小さなお子さんと一緒に楽しめるプログラムもあるので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね!

シンガポールの緑溢れる街づくりの歩み
「ガーデン・シティ」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
1960年代、初代首相リー・クアンユーが、都市開発と並行して緑を増やす「ガーデンシティ」」構想を提唱し、それ以来、シンガポールでは、街路樹の植樹や公園の整備など、都市と自然の共生を目指した取り組みが推進されてきました。
その結果、シンガポールは世界有数の緑豊かな都市へと進化し、7,800ヘクタール以上の自然保護区や公園を有し、都市全体の緑地面積は40%を超えるようになりました。
近年では、さらに発展した「ネイチャー・イン・ア・シティ」構想のもと、気候変動対策の一環として、さらに都市の緑地を増やし、生物多様性の保全や環境教育にも注力しています。
楽しみながら学ぶ!シンガポールのサステナビリティイベント
気候変動のリスクが高まる今、シンガポールではシンガポールグリーンプラン2030に基づき、環境への取り組みがますます加速しています。せっかくなら、シンガポールにいる間にその活動を学んでみたいですよね。
見て学ぶものから、実際に体験できるイベントまで幅広くご紹介しています。気になるものがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
Gardens by the Bay Nature & Sustainability Tours

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは「庭園の中の都市」というコンセプトで設計され、持続可能なデザインやエネルギー効率に配慮した工夫が随所に見られます。ガイド付きの「エネルギーと水ツアー」や「炭素と気候ツアー」では、実際にガーデンズ・バイ・ザ・ベイで採用されている都市設計や持続可能なエネルギーの仕組みを学びながら、資源枯渇、気候変動、水不足といった地球規模の問題についての理解を深めることができます。
日時:毎週土曜・日曜
場所:ツアーによって異なります。詳細をご確認ください。
料金:無料!
詳細:こちら
サステナブル シンガポール ギャラリー

シンガポール政府が環境保護を進め、都市と自然をどのように調和させてきたかを紹介する施設です。展示はインタラクティブで、来館者が実際に体験しながら学べる内容が豊富。エネルギーや水、廃棄物、緑化などの課題に対する取り組みを、実際のデータやシミュレーションを通して学ぶことができます。
営業時間:9時~18時、火曜定休
料金:無料!
詳細:HP
ネイチャーソサイエティ―による自然活動イベント

シンガポールの「ネイチャーソサイエティ(Singapore Nature Society)」は、環境保護と自然保護に取り組む非営利団体です。この団体は、シンガポールの自然環境の保護、野生動植物の保護、そして持続可能な開発を促進することを目的として活動しています。1954年に設立されて以来、地域の環境問題に関する啓蒙活動、調査研究、環境教育プログラムを提供しています。
月に複数回、バードウォッチングから自然保護活動までさまざまなイベントが予定されているので、詳細はイベントページをご確認ください。
日時・場所:イベントページをご確認ください。
詳細:HP
Seven Clean Seas: シンガポールビーチクリーンアップ 2025

シンガポール各地で行われるビーチ清掃イベントの一つで、2月22日にはチャンギコースト近くで清掃活動が予定されています。この活動は、地域の人々や環境保護団体が協力して行い、参加者がビーチをきれいにすることで、環境保護への意識を高めることを目的としています。
日時:2025年2月22日(土)9:00~11:00
場所:ナショナルサービスリゾート&カントリークラブ、チャンギコーストウォーク10番地
【まとめ】シンガポールでの取り組みについて知ることで、より充実したシンガポール生活に
シンガポールでの取り組みを知ることで、より毎日の暮らしが充実するきっかけになりますよね。
気になったイベントはありましたか?
実際に行ってみて良かった施設やイベントがあれば、是非コメントで教えてください。きっと他の方にも役立つ情報になると思います!
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