【5月12日は何の日?】仏教の祝日「Vesak Day」!シンガポール最古のお寺で参拝してきました✨
- Miyako Beppu
- 5月2日
- 読了時間: 4分
5月12日(日)は、シンガポールの祝日「Vesak Day(ウェーサク・デー)」です🧘♀️
でも、チャイニーズ・ニューイヤーやハリラヤのように街がカラフルになるわけでもなく、ちょっぴり静かなこの祝日。一体どんな日なのでしょう?
今回は、実際にお寺を訪れた体験とあわせて、「Vesak Dayってどんな日?」をわかりやすくご紹介します🌸

そもそも、シンガポールの祝日ってどうやって決まってるの?
シンガポールの祝日は、政府が毎年発表していますが、他国とちょっと違うのが「多民族国家ならではの構成」✨
シンガポールではさまざまな民族・宗教が共存していて、それぞれの宗教にちなんだ祝日が設けられています。
たとえば…
キリスト教:イースター、クリスマス
ヒンドゥー教:ディーパバリ(光の祭典)
イスラム教:ハリラヤ・プアサ(ラマダン明け)、ハリラヤ・ハジ(犠牲祭)
仏教:Vesak Day 🧘♀️
この国の面白いところは、異なる宗教のイベントに誰でも参加できること✨
せっかくシンガポールにいるなら日本ではなかなか体験できない宗教行事にも参加してみると、思い出深い体験になるかもしれません♪
🧘 Vesak Dayって、どんな日?
Vesak Dayは仏教徒にとってとても大切な日で、「釈迦の誕生」「悟りを開いた日」「亡くなった日」を同時に祝う、年に一度の大きな仏教行事なんです。
この日は多くの仏教徒が寺院を訪れて祈りを捧げたり、善行(Good Deeds)を行ったりします。
善行というと難しく聞こえるかもしれませんが、寄付やボランティア、動物への思いやりなど、日常の中でできる小さな優しさも善行になります🌱
🤔 でも、街はとっても静か…どうして?
Vesak Dayは、内面に意識を向ける静かな祝日。
たとえば、ハリラヤのように人が集まってごちそうを楽しむようなお祝いムードはあまりなく、「静かに祈る日」として過ごされるのが特徴です。
また、中華系シンガポール人の多くが仏教徒ではあるものの、宗教に積極的ではない人も多く、「静かに休む祝日」として受け止められている面もあるようです。
🛕 実際にお寺に行ってみました!@Lian Shan Shuang Lin Monastery

せっかくなので、私も実際にお寺を訪れてみました😊向かったのはToa Payohにある「Lian Shan Shuang Lin Monastery(蓮山双林寺)」。
🌸シンガポール最古のお寺で、国家記念建造物にも指定されているそうです!
1898年、福建省出身の商人が「西の海に光が差す」という夢を見たことがきっかけで建立されたお寺で、100年以上の歴史があります。
実はここ、仏教と道教がミックスされたお寺。入り口近くの堂には道教の神様(老子など)が祀られていて、Vesak Dayに因んで参拝にきたのに、人が居る方へ吸い込まれてしまい、初めはそちらに参拝していました😅


奥のほうへ進むと、仏教の本堂「Mahavira Hall(大雄宝殿)」や「Hall of Celestial Kings(天王堂)」「Guan Yin Dian(観音堂)」などもあり、どれも立派で美しく、静かに手を合わせたくなるような空気が流れていました✨



また、観音堂近くにはベジタリアンの食堂もあるそうです(私が行ったときは残念ながら閉まっていました)。

力強い福建式の建築と、ところどころで見られる繊細な細工や落ち着いた雰囲気が印象的な素敵な寺院でした🍃
💡 お寺に行けなくても大丈夫!気軽にできる「善行」アイデア
「小さい子どもがいるし、お寺までは行けなさそう…」という方も大丈夫!
Vesak Dayは“善行の日”でもあるので、日常の中でもできる小さな行動が立派な「Good Deed」になります😊
たとえば…
フードバンクや慈善団体に少額の寄付
家族でご近所のゴミ拾い
電話やメッセージで「ありがとう」と伝える
など、ちょっとした優しさが、心をあたたかくしてくれます🌷
LIFE TIPSでも寄付や不要品を受け入れてくれるお店をご紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね♪
🧘♀️ まとめ
Vesak Dayは、にぎやかなお祭りとは違って、心を静かに整えるための日。多民族・多宗教のシンガポールに住んでいるからこそ、気軽に触れられる文化のひとつです✨
祝日ひとつとっても、少し知っているだけで、ぐっと意味深く、楽しく感じられるもの。
LIFE TIPS IN SINGAPOREでは、これからも「知っていると毎日がちょっと楽しくなる」情報をお届けしていきます📮ぜひこれからもチェックしてくださいね💓
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