シンガポールの虫事情と対策について
- Katong
- 1月22日
- 読了時間: 3分
更新日:1月24日

シンガポールは熱帯地域に位置しています。
国全体で定期的に害虫駆除が行われているため、日本よりも遭遇する機会が少ない虫もいれば、頻繁に見かける虫もいます。
今回はこれからシンガポールで暮らし始めるよといった方向けに、シンガポールでの日常的な虫のアリ、ゴキブリ(G)、蚊についてとその対策をご紹介します!
アリ:シンガポールの住まいで最もよく見かける虫

おそらくシンガポールの住まいで最もよく見かけるのはアリでしょう。我が家でも、引き渡し当日に壁を列をなして登るアリを見つけて驚いたことを覚えています。家主側の代理人にその場で伝えましたが、「シンガポールで家にアリが出るのは普通のこと。噛まないから心配ないよ。」と言われました。
当時、ハイハイ期の子どもがいたため、すぐにでもアリを退治したくて、スーパーで片っ端からアリ退治のグッズを買って試しました。
その中でも特に効果的だったのはCOMBATのbait station(薄いベープマットのような、床に貼り付けるタイプのもの)でした。1週間もしないうちにアリを見かけなくなり、その後、床に食べこぼしなどがあってもアリを見かけることがなくなりました。

ジェル状の薬剤タイプも一般的なようですが、子どもが薬剤に触れてしまう可能性が高いので、小さいお子さんがいるご家庭では床に貼り付けタイプがおすすめです。
薬剤以外の対策としては、食べ物を放置しないことや、調味料などを全て冷蔵庫に入れるといった方法もあります。
G:アリほどではないが、住まいによっては出没する
次はGです。我が家では年に数回程度出会うかどうかの頻度で出没します。出会った場所などから考えると、我が家では排水溝から来ているようでした。住まいによってはダストシュートから入ってくる場合もあるようです。アリと同様にG対策グッズは普通のスーパーで購入できます。
しかし、Gに関しては特に住んでいるコンドミニアムでの害虫対策が影響している可能性もあるので、頻繁にGを見かける場合はコンドミニアムの管理人に相談するのも一つの方法だと思います。

蚊:日本より少ないが、公園や川の近くでは刺されることも
蚊については、日本と比べてシンガポールの方が圧倒的に少ないと感じます。私も子どもたちも蚊に刺されやすいため、日本の夏には蚊よけスプレーやかゆみ止めが必需品でしたが、シンガポールでは公園や川などで長時間遊ばない限り、ほとんど蚊に刺されることがなくなりました。
周辺の東南アジアの国に行くと刺されるので、シンガポール政府が害虫の繁殖をうまく抑えているおかげだと感じます。
番外編:ハエ、だんごむし、蝶、とんぼなど

番外編として、ハエについても紹介したいと思います。ハエも害虫駆除のおかげか、日本より見かけない印象です。ホーカーなど屋外の食べ物屋さんでは常に食べ物が外に置かれているので時々見かけますが、家の中ではほとんど遭遇したことがありません。
害虫駆除に感謝する一方で、だんごむしや蝶、とんぼなど、日本では子どもが喜ぶ虫たちにもシンガポールでは出会えないので、少し寂しい気持ちになります。
【まとめ】シンガポールで虫に悩まされることはあっても対策は可能!
虫が苦手な方は、シンガポールでよく見かける虫とその対策について気になっている方も多いのではないでしょうか?
日本と比べてよく遭遇する虫もいますが、対策は可能なのでそれほど心配する必要はないと思います。
既にシンガポールに住んでいる方で「この対策が効果的だったよ!」というものがあれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね。きっと他の方の役に立つと思います!
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