子どもが飽きない！遊べて親も楽しめる美術展示 in タンジョンパガー

Miyako Beppu
6月25日
読了時間: 4分

「美術館って、子どもがすぐ飽きちゃって、結局ゆっくり見られない…」そんな経験、ありませんか？そんな方にぜひおすすめしたいのが、タンジョンパガーにあるNew Art Museumで10月5日まで開催の展覧会「Wonder of Nature（自然の驚異）」🌿

草間彌生や渡辺おさむなど、日本人アーティストの作品も楽しめる本展示は、ただのアート展ではありません。巨大ボールプールにチョークの落書きウォール、没入型の映像ルームなど、子どもが夢中になれる仕掛けが満載👧🎨👦 屋内なので暑さや天気も気にせず過ごせて、親子で1〜2時間たっぷり楽しめる“アートの遊び場”は、夏休み中のお出かけ先としてもおすすめ！今回は、そんな美術館に家族で訪れた様子をご紹介します！

アート×遊びの新体験！「Wonder of Nature」ってどんな展示？🧁🦄🎈

Wonder of Natureは、5つのゾーンに分かれて展開されています。

子どもたちが思いきり楽しめるのが、まずはサボテン型遊具🌵と深い緑のボールプールが広がる「Canyon of Cuddles（抱きしめ合う峡谷）」。

このゾーンは、体を動かして遊べる“アートなプレイグラウンド”🎠 実際に訪れてみると、しっかりとした造りのサボテンたちは、登られても蹴られても直立不動！ボールプールにはしっかりと深さがあり、サボテンの上からジャンプしても安心🪂 土日でも比較的空いており、思いっきり遊べるのも嬉しいポイントです。

出口付近にあるのは、自由にチョークでお絵かきができる「イマジネーションルーム🖍️」。壁一面に黒板が貼られており、子どもたちは自由に思いのままに描くことができます。床まで届く黒板なので、たっち期の小さなお子さんも参加OK！✨ さまざまな言語で描かれた落書きを見比べるのも、このスペースならではの楽しさです。

作品にも注目！大人も楽しめる“かわいい日本”💫

大人がまずは思わず見入ってしまうのが、入り口付近に展示されている“かわいい日本”を感じさせるプリンやケーキの食品サンプルでデコレーションされたユニコーンやゴリラたち🦄🍰これは、アーティスト渡辺おさむさんによる“フェイクスイーツアート”。

一見、本物そっくりのスイーツたちと動物の組み合わせがちょっぴり不思議。でも、どこかキラキラしていて、とびきりキュート✨ まるでスマホケースのデコレーションのようで、写真映えも抜群📸

続いて現れるのは、暗い空間に広がる幻想的な映像の世界🐠✨アーティスト稲垣正人さんと小川剛さんによる没入型インスタレーションでは、シーラカンスたちが360度の壁を泳ぐように映し出され、まるで静かな海の中を漂っているような感覚に🐟🌊

さらに、草間彌生さんの代表作や、金村勇治さん・矢柳剛さんの色彩豊かな絵画作品も展示されており、大人の感性もくすぐられる内容に🖼️✨

7歳未満は入場無料👶🆓アート好きのお子さんはもちろん、「美術館ってちょっと退屈そう…」と思うお子さんにも楽しめる内容になっています。

実は日本発！ホワイトストーンギャラリーが運営🎌🏛️

この美術館を運営しているのは、日本の老舗画廊「ホワイトストーンギャラリー」。1967年に東京・銀座で創業し、「具体美術協会」をはじめとする戦後日本の名作を扱ってきた歴史あるギャラリーです。現在はアジア各地に拠点を構え、2023年にはアジア最大級の広さを誇るシンガポールスペースをオープン。

建物の外観（入り口）は、なんと建築家・隈研吾さんがデザイン✨